思春期の子育て(1)

思春期の子育ては、幼年期の子育てとは全く違った意味で、とても大変です。それまで「素直ないい子」だと思っていた子が、急に「不良」になってしまうのもこの時期。
思春期の子育てで最も大切なことは、親と子の信頼関係。思春期は人生の中でも特に難しい年頃ですが、どんな問題でも、親と子の絆がしっかりしていれば解決できるものです。だから子育ての際は、最初から思春期のことまで視野に入れて子供と接することが大切です。
とはいえ、思春期の問題の多くは、幼少の頃に原因があるもの。世の中に完璧な親というものはいませんから、幼年期の子育て上の不備が、思春期になって初めてわかるというケースも少なくありません。
しかしそんな時でも、決してあきらめたり嘆いたりしないでください。親が本当に子供の幸せを願っているなら、その心は必ず子供に伝わるものなのですから。

思春期の子育て(2)

思春期の子育ては、子供によっては、子育ての期間中で最も大変なものになります。
思春期においては、子供は心身において、激しい変化を経験します。これほど急激な変化は、後にも先にも思春期だけ。それまで男女差があまりなかった体は「大人の体」になっていき、心においても、それまで経験したことのないような不安や悩みにさいなまれるようになります。また、そのころ知り始める「恋愛」というものも、子供たちの心を不安定にします。
思春期の子育てにおいては、まず最低でも性教育はきちんとしたいもの。性教育は学校で行われるものでは全く不十分で、それは男の子でも女の子でも変わりません。子供を作れる体になることがどれほど素晴らしく、また責任の重いものであるかをしっかり教えて、望まない性交や妊娠、出産で子供の人生を破壊しないようにしたいものです。
思春期の子育てで、もう一つ重要なのが、不安や悩みに対する対処の仕方。これに関しては「親の背中」を見せること以上に効果的な子育てはありません。子供の思春期は、子供だけでなく、親にとっても人間的に大きく成長するチャンスなのです。

思春期の子育て